- 人は動物として会った相手を敵か味方か、嫌いか好きか、上か下か
ダメかそうでないかって具合に単純な二元論で判断する傾向があると思う
だが世の中そう単純に二つに分けられないでしょ
この映画監督はここが優れてるがここは苦手って具合でもっと複雑だし
しかもそれは変動する
ダメな部分を克服するかもしれないし逆に得意分野が衰えるかもしれない - そんな話してない
- (´･ω･`)ごめん10文字位で説明して
- よく分からないけど面白いと感じる場合は？
- 淀川長治がよく「この監督がニセモノだとわかった」とか
「北野武は本物だ」とか言ってて
それが一般人にも広まったんじゃないかな - ニセモノか本物かって単純な二元論が
大衆がマウンティングするのに便利だから流行ったんじゃないか
知らんけど - 簡単に勝敗も善し悪しもつかない複雑なものを
はっきり本物とニセモノに分けられたら
ロジカル（なつもりで）に精神的優位に立つのに便利だからな - 大衆にちょうどいい愚鈍な物言いが本物とニセモノの二元論
だが批評家ならもっと細かく分析分類すべきじゃないの - 細かく分析した結果として本物と偽物って言ってるんじゃないかな
批評家とかは、例えば映画なら、演出脚本カメラ役者照明とか要素が多すぎていちいち一つ一つ書ききれないから、ひっくるめて本物か偽物かって言ってると思う
ただ、それを聞いた大衆はそこまで想像できないから、単純化して受け取ってるだけな気もする - 分析はしたうえで言ってるとしても
全部ひっくるめて本物とニセモノに分けるのは単純すぎる
カメラワークはうまいが作劇が下手、とか言うならわかるけど
本物とニセモノに分けるのは大雑把すぎるし無理がある - 正しいけど馬鹿の多いこの板で言っても意味がないというか
馬の耳に念仏 - 映画に関しても人の感情は好きか嫌いかの二元論だからね
だがそんな単純なロジックを批評に持ち込んでいいのだろうか - そういう評論家が人気出して仕事増やすにはそういう馬鹿な大衆にウケる物言いするのが手っ取り早いからそうしてるのもあるかもね
- 分析とかいう事実より感情論の方が聞いてて楽しいだろ
- 人は上か下かにこだわる
昔、純文学（芸術的思想的な小説）ＶＳ大衆文学論争があったけど
量の違いじゃなく質の違いだから上下という基準じゃ比較不可能ってところに落ち着いた - そもそも上下で決めてるか？
面白いかつまらないかっていう感情論以外みたことないが - >>16
売れてる音楽家はマイナー音楽を馬鹿にして
実験音楽家は売れ線を馬鹿にする傾向がある
互いにマウンティングし合ってるだけ - 渋谷陽一がむかし売れ線の音楽を産業ロックとか言って馬鹿にしたけど
今だとアニソンやアイドルソングが売れてるからこそＣＤ会社が潤って実験音楽家も
ＣＤを出せるし、実験音楽家が編み出した手法は売れ線の音楽に応用可能だし
役割の違いでしかなくて上下はないと思う - 渋谷陽一はミュージシャンとして売れなかった自分を
正当化したいように見えた
究極的にはエンターテインメントが実験音楽に劣る、なんて主張に根拠は
ないと思うぞ - 本質なんて所詮だれにもわからないんだから、そういう二元論的判断するしかないでしょ
ただ便利ってだけ。本質しか語ったらいけない世界だったらみんな口をつぐむしかなくなるじゃね？
すくなくともオレみたいな素人はそういう作品の批評を見て指標にしてる - >>20
批評なんかあんま真に受けないほうがいいぞ
昔ロッキンオンジャパン買ってたけど
ライターってミュージシャンの分野では失敗して劣等感を持ってることが多い
だからやたら偉そうだったり批判的だったりする
宇多田ヒカルがため口で性格悪いとか、詩が浅いとか書いてあって
しかもどこがどうなぜ浅いと主張したいのか書いてない
それで買うのやめた - 批評家の多くは芸術家への劣等感をごまかすためにマウンティングしてるだけ
- 宇多田ヒカルは帰国子女でため口の文化圏で育ったんだから
しょうがないだろ
性格は関係ない - 一方で批評家に叩かれたピロウズが「ミュージシャンがいないと批評家も存在できない」と言ってたがそれも間違いだと思う
批評家は分析や論考が得意だからその役割をつとめ
ミュージシャンは作品を作るのが得意だからその役割をつとめてるだけで上下はない - まあロッキンオンジャパンの批評はたいてい愚にもつかなくて論外だったが
芸術作品や芸術家に対して本物とかニセモノとかいう人がいるけどさ
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