【悲報】医師｢PCR検査はガチで意味ない。感染してるのに陰性が出続けるパターンが腐るほどある｣

http://wwwlightning.jp
sguardo_0517@concert_1750
コロナ病棟の嘆き事例その（1）

外来ではなく、病棟バージョンです。
————
ある時、５０代後半の男性が高熱で発熱外来にやってきた。複数回数にわたる会食歴がばっちりあって、咳も強いので、インフル、コロナ抗原、PCRの当院ルーティン3点セットを取った上、胸部CTをオーダー。
2月3日 22:01
いいね:1,914
リツイート:1,484

インフル(-)、コロナ抗原(-)
しかしCTで、どう見てもコロナにしか見えない、チョー典型的な、マリモ状の丸ぁるい大小の陰影が両肺にたくさーんある。これはやばそうなので、当院に『コロナ疑似症例』として入院させた。ちなみに疑似の場合は、離れた場所の個室で、PCRが出るまでそこから移動させない。

翌日PCRの結果が出てきたがPCR(-)。
本来だったら、これで隔離を解除して、家に返すとか、外来で通院とかの案もあるのだが、男性はどんどん高熱が続き、咳がひどくなっていく。
退院させられないと判断してそのまま疑似部屋で点滴や抗生剤など続行。

そこから、3,4,5,6病日経つも、延々熱は下がらず、患者さんのぐったり感がどんどん増していく。
しびれを切らして、私は「もう１回とる！」と宣言して、もう１回、コロナ抗原と、PCRをオーダー。

しかし
抗原(-)
PCR(-)

でも、やっぱり患者さんは具合が悪そうだし、そのうちになんか酸素飽和度が下がってきて、ついに酸素吸入を開始しなければいけなくなってしまった。
困った。どうしよう。
第８病日に、「やっぱり」とつぶやいて、コロナ抗原検査とPCRをオーダー。

しかし抗原(-)
PCR(-)

患者さんの呼吸状態がどんどん悪化していき、酸素マスクではもう追いつかなくなってきた。これは一体なんなのだ？もう１回CTをとってみると、既に肺は真っ白である。
どっからどう見てもコロナの重症化に経過はそっくりだ。
第10病日で、経過的にもコロナっぽい。人工呼吸器つけないといけない。

提携先の大学病院に、これは転院をお願いしたいと連絡を取りつつ、もう間に合わないので、人工呼吸器を準備する。
大学病院側から、明日だったら受け入れできると思うので、人工呼吸器ついたままでもいいので移動できるか？と言われたので、お願いする。

人工呼吸器をつけたときに、気管チューブから痰が出てくる。肺の奥の方にあった痰だろう。
「えええい！これを出してやる！」
ついに４回目の抗原検査を出すも、抗原検査は(-)

そして患者さんは、翌朝、大学へ転院して行った。

患者さんが移動した後、午後になって最後に気管チューブからの痰をPCR出したのが帰ってきた。

＿人人人人人人人＿
＞ 　PCR陽性！！＜
￣Y^Y^Y^Y^Y^Y￣

号泣号泣号泣
やっぱりー。だからコロナなんじゃーん。号泣
ほんとPCR大っ嫌い。

抗原検査はそもそも発症初期にしか上がってこないので、発症から１週間もしてしまえば出なくて当然と思いますが、PCRの場合は普通に考えて発症2日ぐらい前から、発症後１ヶ月ぐらいは出るものなのです。
・・・なんだけど時々こう、ものすごく打率にムラがあるというか、振り回されることが多いです。