水戸で無職こどおじが刃物を振り回す事件発生！警官が威嚇射撃

８日午前、水戸市の住宅近くの路上で男の容疑者がナイフを振り回し、駆けつけた警察官が拳銃で威嚇射撃を行って取り押さえ、その場で逮捕しました。
容疑者にけがはなく、警察は「現時点で適法な拳銃使用だったと考えている」としています。

警察によりますと、８日午前９時ごろ、水戸市鯉淵町で「息子が暴れている」と母親から通報がありました。
警察官２人が駆けつけたところ、路上で近くに住む無職、野田翔汰容疑者（２３）がナイフを持っていたということです。
警察官はナイフを捨てるように説得しましたが応じず、ナイフを振り回しながら近づいてきたため、「刃物を捨てろ」と警告したうえで１人が拳銃で上空に向かって１発、威嚇射撃したということです。
その後、応援の警察官が到着した際に容疑者は刃物を置き、銃刀法違反の疑いでその場で逮捕されました。
容疑者や警察官にけがはなかったということです。
警察の調べに対し容疑を認めているということで、警察は家庭内で何らかのトラブルがあったとみて詳しく調べています。
威嚇射撃について、水戸警察署の長塚憲章副署長は「現時点で適法な拳銃使用であったと考えているが、詳細は調査中だ」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20211108/1070015063.html