隣のマンションからタバコ投げ捨てで民家全焼　「今まで何度も捨てていた」

　ことし４月、大阪市阿倍野区で民家が全焼した火事で、警察は、隣のマンションからタバコを投げ捨てたベトナム人の男を書類送検した。

　火事では、大阪市阿倍野区の２棟続きの木造２階建ての民家約１２０平方メートルが全焼したほか、隣のマンション９部屋などにも延焼した。けが人はいなかった。

　警察は、焼け跡からタバコの吸い殻が見つかったことから、タバコが原因とみて捜査していたところ、１０月、大阪市東成区に住むベトナム人の男が出頭してきた。

　ベトナム人の男は、調べに対し、隣のマンションからタバコを投げ捨てたことを認めたうえで、『今まで何度も捨てていて大丈夫だと思った』と話していて、警察は１７日、重過失失火の疑いで書類送検した。