睡眠博士「よく眠りたかったら夜食にはシチメンチョウのサンドイッチを食べなさい」

睡眠の質を高めるためには、トリプトファンを多く含む食べ物が推奨される。
たとえば、豆類、レンズ豆、ナッツ、未精白の穀類、鶏肉などだ。それから炭水化物やたんぱく質を含んだ食事は、眠気を引き起こしてくれる。

「トリプトファンは、『幸せホルモン』とも呼ばれるセロトニンの生成を助けてくれます。そしてセロトニンが睡眠の準備を整えてくれるのです」

では、夜遅くにお腹が空いたときは何を食べたらいいのか？

「カッテージチーズとシチメンチョウは、トリプトファンの良質な供給源です。それからレタスなど、ある種の野菜には眠気を誘う効果があります。

全粒粉のパンで作った、シチメンチョウとレタスのサンドイッチを食べると、パンから炭水化物が緩やかに放出され、
シチメンチョウからトリプトファンがセロトニンの生成を助け、レタスから催眠効果が得られるでしょう」
血糖値の変動を抑えるためには、まず朝食でたんぱく質をしっかり摂り、毎食ちゃんと食べること。前出のワッツはそう勧めるという。

「一日の活動を支えるうえで、砂糖とカフェインに頼らないほど、夜に健康的な睡眠パターンに入っていけるのです」
健康的な食事をして、運動をして、夜は徐々に活動をおさえていけば、良い眠りにつけて、悪循環は好循環へと変わっていく。それでは、おやすみなさい。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200224-00000004-courrier-life