お前のタバコがうまい瞬間

友達「ああ」

～喫煙所～

俺「……」ハイライト　しゅぼっ

友達「……」赤マル　しゅぼっ

俺・友達「……」スパー

俺「俺らモテないな」

友達「ああ……」

†幻影†「ｗｗｗｗｗ」ケラケラ

俺「そうなんだよ、まじであのアニメ傑作だよなｗ」

†幻影†「わかるｗｗｗｗたかひさん面白いｗｗｗｗｗ」ケラケラ

俺「ありがとうｗ仲良くなれて嬉しいわ」

†幻影†「近くなら一緒に遊べたらいいんですけどｗ」

俺「俺埼玉の川越なんだけど」

†幻影†「あ！ホントですか？電車で１時間でいけます」

俺「そうか、じゃあ今度遊ぶ？友達も連れて行くよ。そいつすげー面白いやつだからさ、しかも俺より格ゲーうまいし」

†幻影†「じゃあ私も友達連れていきます。いつがいいですか？」

俺「そうだな……」

俺「そろそろ時間だな」

友達「俺オフ会ってあんまり経験ないんだよな」

†幻影†「あの？たかひさんですか？」

俺「うん、って……え？」

†幻影†「？」

俺「ずいぶん若いね。大学生？」（うわマジ可愛いな）

†幻影†「高校生です。あ、友達も連れてきました」

？「……ごめんね私なんかで」ぬっ

†幻影†「クラスメイトの黒猫です」

黒猫「……はじめまして」じー

友達「黒猫さんはじめまして、トモヤって呼んでね」

黒猫「……よ、よろしくお願いします」ぺこ

俺「じゃあ西武園楽しもうぜ」

†幻影†「遊園地なんて久しぶりですｗ」

†幻影†「最高に楽しかったですｗまた遊びたいですｗ」

俺「そうだなｗじゃあまた遊ぼうよｗ」

†幻影†「たかひさんは引かないと思うから聞いて欲しいんですけど」

俺「ん？」

†幻影†「黒猫と私って、普通の高校には行ってないんですよ、定時制って知ってます？」

俺「名前くらいしか知らない」

†幻影†「事情がある人が通うようなところで、黒猫と私って他に話す人が全然いないんですよ」

俺「そうだったのか、俺たちで話し相手になれたらいいんだけど」

†幻影†「ずっと仲良くしたいですねｗ」

俺「あ、今日もギルティやる？」

†幻影†「あ、すいませんちょっと他の人と約束があって」

俺「そうなのか。じゃあまた次の機会に」

†幻影†「では」

俺　トモヤ、なんか格ゲーやらね？（チャット　カチャカチャ）
トモヤ　すまん、今忙しいわ

俺「暇だな。適当なやつとやるか」

†幻影†「次の日曜日遊べませんか？また４人で」

俺「いいよどこ行きたい？」

†幻影†「ゲームセンターがいいです」

俺「今どき！？なんかやりたいのあるの？なにかクレーンでとってほしいとか？」

†幻影†「それもいいですけど」

俺「わかった。じゃあ駅前でね」

俺　トモヤ、幻影と黒猫とまた遊ぼうぜ、次の日曜だって（チャット　カチャカチャ）

トモヤ　わかった

†幻影†「ギルティやりましょう！」

黒猫「……よろしく」

俺「対戦台とかしばらくぶりだわ」

友達「今日は気楽にやろうぜ、相手は女子高生だぞ」

俺「おう」

俺「最初は誰だ？お、このキャラはトモヤか。」

俺「くっ……やっぱり強いな、よしいけブリジット！すーぱーおちんちんコンボだ！」バシバシバシバシ

俺「くそ！負けた！」

トモヤ「よっしゃーーーー！！」

俺「なんだあいつ……俺に勝つなんていつものことだろ」

俺「ん？どした？」

†幻影†「勝てました」うるうる　涙つー

俺「今の幻影だったの？」

†幻影†「はい」うるうる　ぐすっ

俺「え！？すげーわｗ強くなったなｗ」

友達「おい、タカヒコ乱入しろ」

俺「わ、わかった」１００円ちゃりん

俺「今度はトモヤか、よし次は」

俺「これでどうだ！！！」バシバシバシバシ

俺「負けた！！やっぱり強いわ！！」

友達「よっしゃーーーー！！！」

俺「あいつうるせーな」

俺「ど、どした黒猫？」（ひでー顔ｗ）

黒猫「……勝てた」ひぐっひぐっ　鼻水ずびっ

俺「今の黒猫だったの？格ゲ―強いんだな！」

黒猫「……ずっと練習してたから」ひぐっひぐっ　鼻チーン

友達「おつかれタカヒコ、もう乱入しなくていいぞ」

俺「トモヤもやろうぜ」

友達「いや今日はいいわ、二人が大事な話があるんだってよ」

俺「なに？」

俺「どっちって言われてもな……」

†幻影†「私と付き合ってください！」ぺこり
黒猫「……あたし処女だよ。絶対にお得」ぎゅ
†幻影†「ちょっと！勝手にたかひさんに触んないでよ！それに私だってそうだよ！何いってんの！」
黒猫「……幻影はたまに告白されてるから怪しい」
†幻影†「変なこと言わないでよ！もう！」

俺「どうしよう……」