「糖質カット炊飯器」は景表法違反だと主張した消費者庁、メーカーに訴えられて負ける

｢糖質カット炊飯器｣販売会社への措置命令取り消し　東京地裁
2025年7月25日 19:00

(中略)
判決は、同社は糖質カット機能の調理工程が通常と異なるなどと示していたと指摘。
通常の炊飯器と同様の炊きあがりで糖質を大幅に低減できるかのように表示したとする消費者庁の認定は誤りで、
景品表示法違反（優良誤認）に当たらないとして措置命令を取り消した。

同社は自社のウェブサイトなどで「おいしさそのまま　糖質45%カット」などと表示。
消費者庁が2023年10月、事業者から提出された資料を基に精査した結果、効果を裏付ける合理的な根拠を確認できなかったとして、再発防止などを求めていた。

消費者庁は「国の主張が認められなかったのは残念。判決内容を精査した上で対応を検討する」とコメントした。

｢糖質カット炊飯器｣販売会社への措置命令取り消し　東京地裁 - 日本経済新聞

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