免許更新で視力検査中の人の財布から合計25万窃盗した巡査長(31)を逮捕

31歳巡査長、免許更新などに来た10人から25万円窃盗か…視力検査中に財布から1万円抜き取ったとして起訴、懲戒免職処分に
2025/11/08 11:30

運転免許の更新に訪れた女性から１万円を盗んだとして窃盗罪で起訴された広島県警竹原署交通課巡査長（３１）について、県警は７日、懲戒免職にした。

県警監察官室の発表では、巡査長は６月２３日午前、勤務先の竹原署大崎上島分庁舎（大崎上島町）で、免許更新の手続き中の７０歳代女性が視力検査をしている間に、財布から１万円札を盗んだ。３月１０日午後には、同庁舎の駐車場で、男性の財布と車内から計約１０万円を盗んだ。

これらを含めて巡査長は３～７月、同庁舎で免許更新などに訪れた計１０人から計約２５万円を盗んだことを認めているという。一部は同罪で起訴された。

盗んだ金は借金の返済などに充てたといい、監察官室の調べに「迷惑をかけて申し訳ない」と話しているという。則宗啓司首席監察官は「警察職員としてあるまじき行為。被害者と県民に深くおわび申し上げる」とコメントした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b3b869d80a2de04d1bc9a60d0b91aa6662df2043