ファッション業界「古着を売る。この道しかない」

え、ここも古着売るの？ シップス、ロンハーマン、ユニクロまで次々参入する理由

古着・ヴィンテージを新品と並べて売るショップが増えてきました。セレクトショップでも古着が人気アイテムになりつつあります。かつては 「ピカピカの新品＝おしゃれ”」が常識でしたが、その価値観は大きく変化。古着を適度に取り入れた着こなしがこなれ感をつくるコツになってきました。ゲームチェンジャーになったのは、サステナビリティー意識の高まり。流行に左右されない「タイムレス」のトレンドや、レトロ志向の再燃、他人との「カブリ」嫌いなども古着ブームを押し上げているようです。

米国では以前から上質な古着を取り扱う「リセール」の市場が広がっていました。セレクトショップが手掛けるリセール事業では顧客を囲い込む効果が見込めます。1番目の記事のように、日本のセレクトショップの草分けである「シップス」はこの分野でも先駆者となるようです。2番目の記事で取り上げられた「ロンハーマン」のケースは古着店「ラグタグ」と組んでいる点に特徴があります。ほかの店舗で売られた商品も扱う買い取りサービスです。

3番目の記事が示すように、ユニクロは古着事業を強化し始めました。リーズナブル価格帯でのメガプレーヤーの動きは日本の古着ビジネスを塗り替える可能性を秘めています。

4番目の記事は拙著に関するインタビュー記事。日本の古着マーケットは一段と拡大する兆しが見えています。日本の古着は状態がよく、入りやすく買いやすい店舗が増えたことで、ビギナーでも安心して手に取れる環境が整いました。宝探し気分でいろいろなショップを訪ねると、意外な発見があるものです。さらに手持ちのワードローブを見直せば、眠れる「マイ古着」を掘り起こせるかも。新品と古着のミックスは販売と着こなしの両面でさらに広がりをみせそうです。

え、ここも古着売るの？ シップス、ロンハーマン、ユニクロまで次々参入する理由 #エキスパートトピ（宮田理江） - エキスパート - Yahoo!ニュース

古着・ヴィンテージを新品と並べて売るショップが増えてきました。セレクトショップでも古着が人気アイテムになりつつあります。かつては 「ピカピカの新品＝おしゃれ」が常識でしたが、その価値観は大きく変化。古

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だから、古着を途上国の田舎から薄利多売で仕入れて売るしかない