シドニーのイスラム墓地に豚の頭が数個置かれる。肝だめしか

シドニーのイスラム墓地に豚の頭　銃撃事件巡り嫌がらせか

オーストラリア東部シドニーの観光地ボンダイビーチで少なくとも15人が死亡したテロ銃撃事件から一夜明けた15日、シドニー南西部のイスラム教徒墓地で、豚の頭数個などが置かれているのが見つかった。豪メディアが伝えた。

ニュースサイト「オーストラリア・ガーディアン」によると、15日早朝、墓地の入り口付近に動物の死骸があるとの通報があり、駆け付けた警官が豚の頭数個を確認した。警察はその後、死骸を撤去し、捜査していると発表した。イスラム教では、豚肉は不浄とされている。

銃撃事件を巡っては、警察当局が、容疑者2人はシドニーに住む親子で、50歳の父親は射殺され、拘束された24歳の息子は重体で治療を受けていると発表。詳しい動機は明らかにされていない。

一方、豪メディアでは、息子が過去に過激派組織「イスラム国」（IS）関連のグループとの関係を調査されていたことや、イスラム教の宗教教育機関に通っていたことが報じられており、交流サイト（SNS）上では、イスラム教徒への憎悪をあおる投稿も相次いでいる。

シドニーのイスラム墓地に豚の頭　銃撃事件巡り嫌がらせか | 毎日新聞

　オーストラリア東部シドニーの観光地ボンダイビーチで少なくとも15人が死亡したテロ銃撃事件から一夜明けた15日、シドニー南西部のイスラム教徒墓地で、豚の頭数個などが置かれているのが見つかった。豪メディアが伝えた。

mainichi.jp

銃撃事件後、ボンダイビーチ周辺を巡回する警察官たち＝シドニーで2025年12月14日、ロイター