生活費が足りず、ヌード写真を販売している救急救命士が匿名を条件に取材を受ける☞記者が個人情報フル公開して職場に通報

今月12日、米誌「ニューヨーク・ポスト」は、「ニューヨークの医療従事者、（18禁サイトの）オンリー・ファンズで稼いで“やりくり”する」という見出しの記事を公開した。

その内容は、ニューヨーク在住の23歳の救急救命士が、薄給であるためフルタイムで働いても生活費が足りず、
ソーシャルサービス「OnlyFans（オンリー・ファンズ）」上でヌード写真を公開して帳尻を合わせていたというものだった。
救急救命士の名前は、ローレン・クェイ。記事では、彼女の本名だけでなく、顔写真と職場名まで公開されていた。

しかし、これはクェイにとって「約束と違う」ものだったという。
「私は匿名にしてとお願いしたのに」。彼女は記者に対し、パンデミックの最中に「仕事を失うわけにはいかない」と、事前に念を押していたと話す。
にも関わらず、記者のディーン・バルサミニとスーザン・エーデルマンは、クェイの個人情報を公に晒した。

さらには、医療関係者がアダルトサイトで副業をすることについてのコメントを、他の救急救命士にも求めており、
「他の救急救命士たちは、シフトを増やすことで生活費を工面している。服を脱ぐんじゃなくてね」という、男性匿名者のコメントを掲載している。
なぜ、同記者らがこのコメントを掲載したのかの意図は不明だが、これについては「スラット・シェイミングではないか」との声もあがっている。
（註：スラット・シェイミングとはセクシュアリティに関して期待される行動や外見に背いていると批判すること）

同記者は、彼女の職場にもコメントを求めてコンタクトをしており、その際に彼女がアダルトサイトで副業をしていることを職場に話していたようだ。
記事には「この件で彼女は上司に呼び出された」と書かれている。

実際、この記事のせいで「彼女の救急救命士としての立場は危うくなった」と、彼女の友人アマンダは語っている。
記事が公開された翌日、アマンダはクラウドファンディング・プラットフォーム「GoFundMe」上にクェイのための寄付ページを開設した。

そこには、クェイにインタビューをした男性記者が、「彼女の要求を無視し、まるで彼女が軽率で無分別な人物であるかのような記事を書いた」と記されている。
また、彼女の父親が心不全で床に伏せていることや、看病のためにクェイが一時的に故郷に帰っていること、そのために今は働けていないことなど、
記事では語られなかったクェイ一家の困窮する事情についても綴られている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5ba7fb5eb7f3aa6e0ea99230432652a318afe6b4

無慈悲な欲張りセットやめろ

「ニューヨーク・ポスト」
2009年2月18日、警官に射殺された猿を見て別の警官が「景気対策を考える別の誰かを探さないと」と言っている風刺画を掲載したところ、黒人であるバラク・オバマ大統領を猿になぞらえていると解釈され、人種差別的であると批判される。

お前も晒すなよ

あと、英語の綴りを教えろよ