- 1 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:08:42.625 ID:S/jrfl4S0
- 前にこういう新聞記事を読んだ
滋賀県のある農村に「アメリカ村」という集落がある。理由は明治時代以降この場所からアメリカに開拓移民がたくさん輩出され、うち一部は帰国してアメリカ文化を持ち込んだからだという(もちろん当時の世代はすでに他界しており、今はその名残はない)。いわゆる日系アメリカ人であるある日系アメリカ人の長老は、戦前時代にそのアメリカ村から入植した両親のもとに生まれたという。なおアメリカでは日系一世は米国籍を取得できず、出生地主義のため二世以降は自動的にアメリカ人になる
この長老は、子どもの頃に戦時下を経験し、真珠湾攻撃などで日本人排斥が激しくなったときに避難するように両親のふるさとのある滋賀のアメリカ村に引っ越しそこでそのまま終戦を迎えたでは日本だから差別から逃れられたかというとそうではない。村の小学校では、土着の子どもたちから、アメリカ帰りで言葉や文化が違うことから、差別を受けてしまったという
あるとき、そこにGHQのアメリカ軍人が視察にやって来た。(記事には言及はないがおそらく白人)、彼は久しぶりに「同胞」に再会したことに感動したとともに、思い切って母語の英語でいじめや差別被害の窮状を訴えた。すると米兵は「なんとかしてやる」と言い、差別をしていた子どもたちを並ばせ、機関銃をぶっぱなすしぐさをし、ビビらせたんだそうだ。以来いじめはぱったりやんだというその後この人はアメリカに「帰国」し、ビジネスで財を成して老後を過ごしているのだが、この人にとっては生まれた国はアメリカだし、国籍はアメリカで、親の出身地の日本が「外国」であり、血縁的にはきわめて親しいはずの田舎の農村の同級生が「外人」なのである。それよりは、海の向こうの母国の肌の色の違う人間の方が「同胞」であり親しみを感じるわけだ
はたして日本人の精神というかアイデンティってどこまでなら存在しているのだろうか?
- 2 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:09:57.995 ID:hdi9OrvI0
- 前にこまで読んだ
- 3 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:11:40.681 ID:mn3SIhvw0
- >>2
俺も - 7 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:12:59.279 ID:S/jrfl4S0
- >>3
血はなくても
同じ国籍なら精神が通じるのか?ってこと - 5 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:12:15.412 ID:S/jrfl4S0
- >>2
じゃあもっと単純な話をする
ノーベル物理学賞を受賞した南部さんや中村さんはアメリカ国籍だが、日本人なのか? - 8 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:13:57.560 ID:nbMWw2od0
- この記事見せたってことは君の中で結論や着地点あるからわざわざ見せたんだろうけどそれは何だい?
- 9 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:16:30.633 ID:S/jrfl4S0
- >>8
ここからは俺の意見だが
日本人同士の話で置き換えれば、俺は両親が東北地方出身だが俺は東京出身だ
つまり東京で同じ街にたまたま住んでいた同級生の方が親しみを感じる(彼らはもちろん来歴は様々だし当然江戸っ子の場合もある)
しかし俺は両親がいくら東北人でも、東北に行くと強烈な東北弁が日本語に聞こえないし、妙に色白でのっぺらぼうみたいな顔をした東北人をあんまり同じ民族とは思えないし、北国特有のやたら味の濃い食事は日本食らしくなくて苦手だこういう感覚がそのまま国境を隔てて存在しているのではないかということだ
- 10 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:22:17.421 ID:S/jrfl4S0
- そしてもう一つの例を挙げる
在日韓国人だ。在日韓国人は戦前に(当時)日本領朝鮮だった場所の
朝鮮系日本人(当然、日本国籍)が「国内」である内地に来日した人とその子孫だ
彼らは戦後直後の動乱期(サ条約で日本領の放棄が確定する前まで)に日本人の少数民族として日本国内の土地からやって来たが今では「外国人」だ
関東であれば浅草や蒲田などの下町に多い。在日韓国人の若者の場合、4世、5世世代の生粋の江戸っ子である。当然日本語はネイティブで、逆に韓国語を話せない
昨日今日田舎から上京してきたお上りさんよりよほど東京に根差しているし、顔立ちや肌の色で異人には見えない
しかしやはり「外人」なのだろうか? - 13 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:25:18.866 ID:/O8RZREOd
- ブログでやれ
- 14 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:26:38.785 ID:S/jrfl4S0
- 一つ有名な話を挙げる
戦時中に「死んだら靖国で会おう」と言ったといわれているが、これを言わなかった地域がある
それが東北だ。なぜかというと、靖国は日本国に殉じた戦没者の追悼施設だが、招魂社として建立した当時は、戊辰戦争の神社で、東北人は賊軍扱いで合祀されていなかったから
つまりそんな場所を神聖視なんて口が裂けても、というのが東北軍人だったらしい
ちなみに反靖国で有名な韓国人だが、大東亜戦争の戦没者に対してはこれは合祀されている。当時は韓国人も日本国籍だったから - 15 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:29:09.838 ID:rxeRJuD1r
- 本能的に血によって親しみを感じる、というのはあまり無いんじゃないかな
結局共有の経験や知識なり感性や思考なりが確認できて初めて親しみというのは生まれるんだろうし、
そういった部分の共有の一部として、同じルーツについての知識だったり、
あるいはルーツが同じにゆえに離れた場所でもそれぞれに同じ物事が受け継がれてゆく中で育まれた感性や考え方に共通点があるなら、
それらが親しみの土台として機能することはあるとして、
血縁的な距離それ自体は関係ないように思う - 16 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:30:43.631 ID:S/jrfl4S0
- >>15
であれば>>1の場合は米国籍である以上アメリカ人にってこと?
たとえばこのお爺さんの出身地がハワイだったとして、気候も土地も違うアラスカやシカゴやテキサスやプエルトリコに親しみはあるだろうか - 17 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:32:08.058 ID:nbMWw2od0
- たぶん哲学板で続きやった方がいいと思われ
みな喜んでくれるだろう - 20 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:37:59.381 ID:BsHNF3wd0
- >>1
物心つくまで育った所に存在すんだろ。
つまり、産まれた後最初に得た言語が日本語なら、日本人だろうね。
肉や血は関係ない。 - 23 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:39:03.347 ID:S/jrfl4S0
- >>20
じゃあ>>10は日本になるの? - 21 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:38:30.229 ID:S/jrfl4S0
- あと沖縄県で沖縄戦争があった時
ガマに避難した沖縄県民に対し、米兵の投降よびかけに応じたグループがあったそうだ
それはその米兵が県系人だったから。県系人とは沖縄の方言で、日系アメリカ人のうち沖縄県にルーツを持つアメリカ人を意味する実は日系アメリカ人のかなり多くの割合が沖縄出身で
その背景に戦前「ソテツ地獄」と呼ばれた飢饉などで食べていけずにアメリカに渡った人が多いという
彼らは沖縄県民からすれば敵軍ではあるが、県民的なルーツは同じで、沖縄方言で投降を呼びかけたら出て行ったという戦後の沖縄は壊滅的な状況で貧困だったが、沖縄出身者の末裔のアメリカ人が沖縄に豚肉を寄付して食糧危機を救った有名な話もある
- 22 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:38:31.706 ID:typRPt280
- 共同体に対する帰属意識は何によって生まれるのかを知りたいってことかな?
- 25 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:39:38.765 ID:S/jrfl4S0
- >>22
そうだ。厳密には国家という共同体の話だ
日本における日本国共同体の本質はどこまであるのか - 24 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:39:32.660 ID:GrGjE/tl0
- 「日本人の精神」なんてそもそもあるの?
あるのは仲間かそうでないかっていう区別じゃないか - 26 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/09(火) 10:39:39.175 ID:nbMWw2od0
- 悪いけど軸ブレしまくってるから論述終わるまで待ってからの方がいいと思われ
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