【悲報】生活保護家庭育ち60歳高卒ドライバー「病院の手違いで違う家庭で育ったンモ…」

1 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:47:07.77 ID:mRkjGCzC0


「生活保護家庭で高卒運送マン」と「大卒不動産会社経営」
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60年前、生まれた病院で「取り違え」貧しい他人の家庭で育った 男性の人生を考える
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/37752

2 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:47:58.64 ID:mRkjGCzC0
60年前、生まれた病院で「取り違え」貧しい他人の家庭で育った 男性の人生を考える
実の親は裕福だった いまはトラック運転手 いまさら「真実」が分かっても…

「一体、誰に似たんだか」。冗談混じりに言われたことのある人も多いだろう。だが本当に家族が赤の他人だったら―。
60年間の人生を覆す「真実」。それを知ることは、はたして幸せと言えるのか。

「生まれた年に戻してくれ」
「今回の件で、私が感じたことは二つあります。ひとつは、われわれは科学技術信仰によってはたして幸せになったのか、という問題です。
本来、人間の生というものは、分からないことがたくさんあるものです。分からないものを受けとめるのが人生、といってもいいかもしれない。

今回、DNA鑑定という科学技術が、その男性には本当の家族が別にいることを明るみに出しました。しかし、それで何かが解決するのか。
ひょっとしたら、何もなければ幸せだったご本人にとって、わざわざ『不幸な状況』を生み出しただけではないのでしょうか」

宗教学者の山折哲雄氏は「その男性」の人生についてこう語った。

その男性とは、60年前に別の新生児と取り違えられ、本来は赤の他人である「家族」と人生を送ってきた60歳男性(以下、Aさん)。
このAさんと実弟3人が東京・墨田区の産院を訴えていた裁判で、原告側が勝訴する判決が下った。

〈(Aさんは)親の愛情を受けて育ったと考えられるが、そのことによって真実の両親との交流を永遠に断たれてしまった衝撃と喪失感を償いきれるものではない〉(判決文より)

今回の判決について、前出の山折氏は、日本社会が「血縁主義」に偏りすぎではないかとも指摘する。山折氏の言葉を続けよう。

「血のつながりこそが絶対だ、という考えが日本の社会にはいまだにあります。一方で日本には昔から
『生みの親より育ての親』や『親がなくとも子は育つ』といった良い言葉がある。こうした先人の知恵を無視するかのように、近代になって『血縁主義』が強化されてきたのだと思います。

それは科学とは無関係ではありません。たとえば、昨今の行きすぎた不妊治療の問題は、科学の力によって『血縁主義』が
頭をもたげた一例です。血縁にこだわるよりも、『生みの親より育ての親』という考え方のほうが人間としてよっぽど上等だと私は思います」

もちろん、新生児の取り違えなどあってはならない。60年後にその事実を知ったAさんの精神的ショックは周囲には計り知れないものがある。
しかも育ての親、実の親とも、すでに鬼籍に入っているのだ。

3 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:48:30.83 ID:mRkjGCzC0
本誌はAさんら原告の代理人弁護士を務める大島良子氏に話を聞いた。大島弁護士によると、Aさんは涙ながらに、よくこのような言葉を口にするという。

「自分の生まれた昭和28年に戻してもらいたい」

「弟たちに残り20年間、一緒に交流して生きていこうと言われたときは、すごくうれしかった」

Aさんは2歳のときに育ての父親をなくし、貧しい暮らしを余儀なくされた。電化製品も家にはラジオ一つしかなく、
6畳一間で生活保護を受けながら、母子4人が肩を寄せあって暮らしてきたという。中卒で働きに出たAさんは、
自ら学費を稼いで定時制の工業高校を卒業し、今はトラック運転手として生活する。

一方、Aさんと取り違えられた男性(以下、Bさん)が育った家庭は、裕福だった。両親は教育熱心で経済的にもゆとりがあり、
大学進学まで家庭教師が付けられるほどだったという。また、実弟3人も大学を出て、一部上場企業に就職した。

「今、実の弟とお酒を飲みながら話すことがあるそうです。そんなとき、弟たちが実の両親の写真を見せながら思い出話をすると、
それを聞いて『どうしてそういう親に育ててもらえなかったのか』と涙が止まらなくなるとAさんは言っていました。悔しいし、
取り違えた病院に憤りを感じるという表現をしたこともあります」(大島弁護士)

カネがあったら幸せなのか
たしかに取り違えさえなければ、Aさんはもっと裕福で苦労の少ない人生を送れただろう。
ただ、現実問題として人生はカネがあれば幸せという単純なものではないのも事実である。

そもそも、Aさんと3人の弟が訴訟に至った経緯はこういうものだった。

'07年にAさんと弟3人の実父が死亡。翌年、弟3人はBさんを相手取り、両親とBさんが親子ではないことを認めるよう裁判所に訴えた。
この時点でAさんは、育ての親とは別に、実の両親がいるとはつゆとも知らなかった。

なぜBさんら4人は、実の兄弟として裕福な家庭で育ったはずなのに、裁判で争うことになったのか。背景には、Bさんと弟3人との間に発生した遺産相続をめぐる諍いがあった。

4 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:48:40.88 ID:Uus+0G0g0
こんなん知りとうなかったやろ
5 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:49:11.07 ID:gPkxX9a+0
良い木が腐った実を生み出すことはなく,腐った木が良い実を生み出すこともないのだ。
6 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:49:13.28 ID:mRkjGCzC0
「B氏は認知症を患っていた〝父親〟の介護を手伝わなかったといいます。'99年に亡くなった〝母親〟の法事にも欠席するなど、
〝両親〟に対する態度は実弟の許せる範囲を超えたものがあったようです。にもかかわらず、遺産の多くは長男としてB氏が相続した。
そこで弟3人は、B氏が相続したものを取り戻すために訴えたというわけです。

もともと、出産の際、用意した産着と異なるものをB氏が着ていたこと、B氏の容姿や性格が他の兄弟と似ていないと親類から
言われていたことを生前、母親が漏らしていた。弟3人はB氏との間に血縁関係がないのではないかと、長年疑いを持っていたのでしょう」(全国紙司法担当記者)

裁判所はDNA鑑定の結果から、Bさんと弟3人の間に血縁関係がないことを認定。だが、生まれたときから一緒に暮らしており、
育ての親との間に親子関係が存在しないとは言えないとの判決を下した('11年に最高裁で確定)。

学歴もカネ次第なのか
そこで弟3人は真実の兄を探すべく、弁護人などを通じてAさんとBさんが生まれた産院の分娩台帳を検証。調査会社などに依頼してAさんを探し出した。

調査会社から連絡を受けてはじめて、Aさんは自分が両親だと思っていた二人が、まったくの他人だったことを知る。そのときの心境を会見でこう語っている。

「そんなことがあるわけないと、認めたくない気持ちがあった」

Aさんの気持ちとは裏腹に'12年1月、DNA鑑定によってAさんが実の兄であることが確定。同年8月、ついこの前まで存在すら知らなかった兄とその弟3人は、
病院を相手取って今回の裁判を起こしたのだ。

判決は、育った環境の格差が学歴の格差につながると指摘する、踏み込んだものだった。曰く―、

〈真実の両親の庇護の下で経済的に不自由のない環境で養育され、望みさえすれば大学での高等教育を受ける機会を与えられたはずであったのに、
誤って(別の)夫婦の下に引き取られてしまった結果、困窮した生活の中で、およそ大学進学を望めるような環境になかったことは明らかである〉

Aさんら原告は今回の取り違え事件によって失った利益を、大卒者と中卒者の平均賃金による生涯賃金の差額から生活費を差し引いた4600万円だと主張した(請求額は4439万円)。

38 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 16:01:36.13 ID:uMKDSelE0
>>6
>性格が他の兄弟と似ていない

性格って後天的なモノじゃないの

7 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:49:49.73 ID:mRkjGCzC0
裁判所は、Aさんが仮に裕福な家庭に育っても「大学卒業の学歴を得ることができたかどうかは、必ずしも明らかでない」としながらも、慰謝料の額を3200万円と算出している。

この点に関して、『希望格差社会』などの著書がある中央大学文学部教授の山田昌弘氏は疑義を呈する。

「今回の判決は親の所得格差によって子供の教育が違って当然であり、親が貧乏なら子供に教育の機会がなくても仕方がないと
言っているようなもの。お金持ちのほうが得なことがあるのは事実かもしれませんが、本来は親によって子供の教育に格差があること自体が問題なのです」

また、山田氏は「少子化を加速させかねない危険がある」とも指摘する。

「親が子供の高等教育まで面倒を見るべきだ、ということまで評価していることに疑問があります。今回の判決を見て、
お金持ちじゃなければ子供にいい教育はできないのかと感じ、出産に二の足を踏む人が出てもおかしくありません」

また、今回の事件を受けて、取り違えは〝氷山の一角〟ではないか、という疑念も社会に生まれている。あなたも誰かから言われたことはないだろうか。
たとえ冗談にせよ、「お前は誰に似たんだろう」と―。

東北大学名誉教授の赤石英氏(故人)が'73年に発表した調査によると、'57年から'71年まで全国で32件の取り違えがあったという。

'77年に沖縄県で発覚した6歳の女児取り違え事件を取材し『ねじれた絆』を著したノンフィクション作家の奥野修司氏はこう言う。

「赤石先生は生前、発表した数字の20倍(640件)は取り違え事例があるんじゃないかと言っていました。

取り違え事件の多発で、多くの産院では母子異床から母子同床になったのですが、最近の若い妊婦は産後ゆっくり一人で
休みたいと望む傾向があり、母子異床に戻りつつあることに危機感を持つ産婦人科関係者もいます。管理が杜撰な産院であれば、今も取り違えの可能性はあると思います」

8 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:49:59.98 ID:4wM+e7wJM
安倍みたいので生まれさえよければ総理大臣になれるからな
9 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:50:17.08 ID:XPb4Oo6H0
これでわかるだろ
環境が9割
10 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:50:48.73 ID:sI7nvuAk0
ただ、現実問題として人生はカネがあれば幸せという単純なものではないのも事実である。

って書いておいて記事読むと明らかにカネで格差発生してるんだが

11 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:51:20.37 ID:3TPZc1GWM
「本当の家庭で育っててもお前は底辺だっただろ!」

とネトウヨが叩くのが今の日本

12 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:51:23.40 ID:mRkjGCzC0
そして希望は見えた

今回のケースと同様、出生後46年経ってから両親と血のつながりがないことが判明した事例もある。東京都が運営していた産院で
他人と取り違えられたとして、'04年に男性が東京都を訴えた。実の親こそ見つからなかったものの、裁判所は原告の男性に対して
1000万円を支払うよう都に命じた。この訴訟で原告側代理人を務めた大塚尚宏弁護士はこう話す。

「取り違えが判明しても『いまさら』と考える人はいるでしょう。私が担当した男性自身も、実の親に会いたいという思いを募らせながら、
一方で『育ての親であることに変わりはなく、これからもっと大切にしたい』と話していましたから」

Aさんが実の両親が別にいると知ったのは、還暦を迎える直前だった。その間、苦労はあっても育ての親や血のつながっていない
兄2人との間に、家族として愛情を通わせる出来事が、いくつもあったに違いない。

Aさんは会見でも、

「育ててくれた母親はできることを精いっぱいやってくれた。兄2人にもかわいがってもらった」

と家族に対する感謝を口にしていた。だからこそ、こういう問いも生まれてくる。その歳で〝真実〟を知ることは、はたして幸せなことなのか―。

この難問について心理学者で早稲田大学名誉教授の加藤諦三氏はこう語った。

「60歳までに形成してきた人格の土台が崩れるわけですから、そこでどんな気持ちになるのかは本人に聞いてみないと分かりません。
知らないほうが幸せだったのか否か、それは本当に難しい問題です。貧しい家庭で育ったとか、実際は裕福な家に生まれていたとか、
そういったレベルの話ではありません。もっと深刻な心の問題です。

もしこの方が、取り違えられたことも含めて自分の人生に意味があったと感じることができれば、そのときは家族関係で悩んでいる多くの人に
夢と勇気を与えることができるのではないでしょうか」

そして、前出の山折氏もまた、Aさんの言葉とふるまいに希望を見出す。

「この男性が、育ての家族に感謝の気持ちを表していることが重要なポイントです。裁判所が『血縁主義』と『科学技術信仰』に
のっとった判決を出すなかで、男性の感謝の言葉は一条の光だったように私は感じます。黄金の言葉です。この一言で、今回の一件は救われたような気がします」

「週刊現代」2013年12月14日号より

13 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:51:31.29 ID:yTdNWcJD0
親ガチャの重要性
14 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:52:03.27 ID:hvTDw9dD0
いやいやこれまで兄弟として育ってきた弟たちに訴え起こされたBさんもかわいそうじゃねえか?
本人には何の落ち度もないのに
仲悪いんだろうか
19 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:53:59.59 ID:oJoicRTUd
>>14
よく読め馬鹿
37 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 16:01:29.95 ID:u08SYe1Fd
>>14底辺血統らしい責任転嫁の浅ましい奴って書いてあるだろ
15 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:52:04.23 ID:RnDhccET0
うちの糞ガキどもは俺によく似た不細工だから100%俺の子
16 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:52:47.92 ID:dROuY7XY0
この事件が環境の差の大きさを証明したよね
親の所得の差で人生大違い
遺伝子よりも大きい
17 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:52:56.56 ID:knVnHhTed
映画化決定
主演は西田敏行と役所広司
18 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:53:05.34 ID:dROuY7XY0
学歴は親の金の証明
21 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:55:08.42 ID:lX79IigA0
Bが血縁関係疑われるほど糞野郎だったてのがやはり人間性は遺伝するんじゃと思わせる
23 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:56:36.15 ID:kwR2VJME0
>>21
これ
36 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 16:01:25.11 ID:56EYTxHd0
>>21
アメリカだっけ?
弁護士が養子があまりに凶悪なんで親を調べたら父親が殺人犯だったって
性格はガチで遺伝するぞ
っていうかしない方がおかしいw
22 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:55:23.93 ID:BytNYPD60
橋の下で拾ってきたのよ
24 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:56:40.64 ID:4XCwDysS0
???「認めて欲しいのは、俺の育った環境は滅茶苦茶悪いってことなんですよ。」
25 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:56:47.66 ID:kwR2VJME0
ホント可哀想
26 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:57:03.37 ID:bTvTIvX30
これぞ事実は小説よりも奇なり
27 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:57:44.48 ID:tyKcdMOda
托卵されてしまったのか
28 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:57:57.23 ID:aKJ6KkqF0
貧しい家庭の兄1兄2がどんな人間なのか気になる
29 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:58:41.06 ID:gj8OFZ9v0
>出産の際、用意した産着と異なるものをB氏が着ていたこと

この時何か言ってればね
母親も出産で疲れてて何も言わなかったのかな

30 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:58:48.52 ID:TTm5mJowa
Bさん一家がクズって話やろ
金持ちはクズってことにしたい
31 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 15:58:54.28 ID:9jKyQkHi0
両方から遺産がゲットできるから得したってポジティブに考えるべき
32 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 16:00:14.75 ID:6a+jg6esa
Bとかいう生きてるだけで悪者にされた悲しき存在
35 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2021/02/17(水) 16:00:35.21 ID:e2DHY0IAM
加藤諦三先生がインタビューウケてりゅう

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