【悲報】パスワードがわからず400万円分のビットコインが引き出せない男、残りのチャンスは後2回

しかし翌年、トーマスさんは大変なことに気がつく。ビットコインの入ったウォレットへの秘密鍵などを、セキュリティ機能のついたUSBデバイスに厳重に保管しておくも、パスワードがわからなくなってしまったのだ。
しかもこのデバイス、パスワードを10回間違えてしまうと、中のデータが完全に暗号化され、取り出すことが不可能になってしまうという代物。

トーマスさんは8回、思いつくパスワードを試してみたが開けられなかったようで、「ベッドに横になって落ち着いて考えてみました」「でもどうやってもうまくいかず、そのたびに深く絶望しました」と当時を振り返った。

しかし、この問題は自身の中で解決したとのこと。

「これからの自分の価値をどのように定義するか考え直すきっかけになりました」「銀行口座にどれだけお金が入っているか、ではありません」と吹っ切れた様子だ。