- https://itest.5ch.net/mi/test/read.cgi/news4vip/1649681181
↑の続きです
２日空いちゃってすみません
睡眠時間を削りすぎてて少し回復してましたもし待ってくれてた方がいれば
見つけてもらえると幸いです - パースレ4ね
- >>2
お前も俺も死ぬんやから人の死期に干渉すんな - やあ( *・ω・)ノ
- 立ったんだから書け
- 俺は施設にも原因があるじゃないかと思っていた
学校の友達と放課後や休みの日に遊ぶ事も禁止
ゲームや音楽も高校生になるまで禁止
施設のイベントに合わせて野球、ブラスバンド、その他諸々の練習の強制
9時になると職員室からブレーカーで消灯
天理教系の施設だったから朝夕のおつとめ等
見回りや点呼もあり自由が無かった - 施設から通う学校では、周りの一般家庭から来てる友達と仲良くなれてる施設の子は少なかった
俺は持ち前の見栄っ張りで足掻いた
転校初日の挨拶では、先生から聞かれた言葉に
「得意な事は？ 喧嘩です！
「好きな事は？ 喧嘩です！
本当にバカ野郎だった
黒歴史ってゆうかなんていうか
未だに当時からの友達は「頭おかしい奴来たと思ったって笑ってる - そんなこんなで問題児ながらしっかり目立って上手く馴染んでたつもりだったが
施設から通ってるって劣等感は勿論あった例えば放課後や休みの日に一般の生徒と遊べないから学校以外の出来事に関われない
ゲームやTVや音楽の話題に混ざれない学校の遠足の時に施設の子達の弁当箱が発泡スチロールの箱だから、周りを見るとちらほら白く目立ってるの見て「こーゆーとこだよなー皆んなが劣等感や恥を覚えるのは。って思ってた
- 厳しく律するのも大事かもしれないが
やはり子供時代ってのは変に捻くれないように自由さを感じさせる事って大事だと思う施設にいるって現状だけで劣等感は誰しも感じててそこに自由も無ければ綺麗な集団生活が成り立つ訳無いんだって感じた
俺は加害者だからそんな事言い訳にもならない事は分かってる
- そしてイジメや暴力の負の連鎖を終わらせる事が出来たのも今まで権力を持ってきた子供達だけだった
上の世代から長く続いてた負の連鎖に飲み込まれたのも俺の弱さだった
きっとあの時に皆んなを守り負の連鎖を無くして下の世代に誰も苦しまない生活を繋げる事が出来たとしたら
自分を誇れる自信を持った人間になれてたかもしれない - ちなみに小学生ぐらいの子供達の心の具合ってホントに分かりやすくて爪噛みやおねしょなんかがそうだ
最初の施設に比べると3倍ぐらいおねしょが治らない子が多かった
小学生の半数近くがそうだった
俺もその中の1人だった - すまない 時系列がバグってしまってるが
2回目の施設は3回入所したんだ
1回目は小学4年からの約半年
2回目は小学5年から小学卒業までの1年間
3回目は中学1年から中学3年までの2年間何故行ったり来たりしていたのかの説明は
施設に入り暫くすると
母が面会に来るようになるんだ - とても優しくなってね
帰っておいでって
だから騙されてしまうんだけど当時理由は分からなかったが
児童扶養手当が目的だったようだ
家に残る兄弟がいないと戻っておいでって
優しくなってた図書館で手当や扶助の仕組みをしってから辻褄があった時の事を覚えてる
- 小学5年の頃に施設を出てから直ぐに精神病院に入院する事になった
規模も大きくて立派な病院だ
一年ぐらい月1の通院をしていたので担当の先生も見慣れていた俺は母が精神病の子供に手を焼いてる可哀想な母を演じていた事を知っていたから
カウンセリングでお望み通りに精神病を患ってるフリを意識していた - 色んな状況であなたならどうする？ってカルタの様なものを並べたり木の絵を描く等の変なテストみたいなのをしたり
先生と自由に遊んでみたりする時間などもある例えば木を描くってテストの時には
意識的に変な木を描いた
真ん中の枯れた木の根っこが土から伸びてきて両側の木に繋がってる様な絵を描いた
片方の木には枝や実が実ってるが片方の木の実には鳥がつつばんでる様なね - 何も意識しないなら抽象的な木の絵を普通に描いてただけだろうな
こんなんで何を見抜けるつもりなんだと思ってたが普通じゃないを意識した
入院を知った時、俺はしてやったりな気分だった
病院なんて簡単に騙せるんだって家にいるよりは随分マシだろうと思ってたから楽しみだった
- 精神病院での生活はとても自由でゆったりとした時間だった
皆にそれぞれの1人部屋があって睡眠時間以外は1人部屋を出て別の入院患者と卓球をしたり先生と将棋をした精神病院だけあって狂ってる人も当然いた
1人部屋には格子も付いてて外に出る事は出来ない問題を起こさなければ起床を過ぎると自由に出入りが出来るが
暴れたり問題を起こすと独房に変身する訳だ
トイレの為に部屋から出すことも出来ないので白鳥の顔が可愛いおまるを部屋に入れられる - 全裸で暴れて発狂してる20ぐらいの男の部屋を、廊下から覗いてゲラゲラ笑って挑発してたら、おまるの中の自分の汚物を手に取り叫びながら投げ付けられた事もあった
勿論格子の奥にガラスもあるので
俺の顔面は無事だった - 精神病院で分かった事は精神病院の患者には種類が沢山いる事だった
常時狂ってる人
普通のフリができる人
何かがきっかけで狂う人
個性で済むだろって人
普通なのに病を飾ってる人
心を開けない人
親に病を着飾られてる人こんな人達だった
はっきり言って入院が必要なのは少数だなと感じた - そして精神病院で得た事は大きかった
１つは
「なんで俺だけって考えが無くなった事だ
人間辛いと
なんで自分だけってなっちゃうよね
なんで自分ばっかり！なんで俺だけ苦しまなきゃいけないんだ！って俺も何百何千とそう思ってきたし
自分に理由が無い苦しみは
そう思う事しか出来なかった - なんで俺だけが不幸なんだって
俺の苦しみは誰にも理解されないのに！俺は世界1可哀想なつもりだった
自分の世界の事ばっかりだったその考えが変わったのは
お姉さんとの出会いだった
お姉さんも精神病院の入院患者だった - 児相や施設で歳上の姉さんに甘やかされて
甘えん坊が得意になってた俺はその優しく綺麗なお姉さんに直ぐに甘えるようになった
犬みたいに引っ付いていって
膝枕をせがみ、よく話をした
頭を撫でられるのが好きだった俺にはなんでこんなお姉さんが入院しているのか、理解が出来なかった
- ある日いつもの様に引っ付いて甘えてるとお姉さんが「診察行かなきゃ って立ち上がって笑顔で診察室に向かった
暫く経つと診察室から叫び声が響いてきた
いつもの優しいお姉さんの声とは思えなかった
心配で駆け寄ると数人の先生達が暴れるお姉さんを囲んで押さえつけてベッドに拘束していた - お姉さんがこうなるとは思ってなかった
酸素ボンベからマスクを付けられて部屋に運ばれた俺は数日会えなくなる事を悲しく思った
いつも楽しみにしていた週1の看護師さんとの散歩が気持ち良くなかった
- 数日後部屋から出てきたお姉さんを見つけて
駆け寄ったお姉さんは暗い顔をしてて
「ビックリしたよね ごめんねって謝ってた
お姉さんは自分の苦しみを
ゆっくり話してくれた - 両親が小さい頃に離婚してて9歳の頃に再婚して約10年間
再婚相手の義父に性行為をされてきたって
17の時に母親に耐えきれず相談しても信じてもらえず警察に行くと事実が明るみに出て
家庭崩壊したって、
それで母に憎まれてるって泣きながら話してた
- 心がパニックになった
俺には想像した事の無い苦しみだった
何て言えばいいのかも分からなくて
「崩壊も何も元から壊れてたものじゃんお姉さんが犠牲に綺麗に見えてただけじゃん
こんな事を言ったそんな事はただの事実であって
お姉さんの苦しみに変わる言葉なんて今でも見つからないんだろうけど - とにかくかける言葉が分からなくって
俺も施設で男からキスされて嫌だけど我慢して辛い思いした事あるよ！
なんて人に言ったことも無い秘密も話して
とにかくパニクってたでもお姉さん次第に笑ってくれて
俺にだから言えるんだよって先生達に話そうとすると苦しくなるって - ブログでやれ
- >>33
見なきゃ良くない？ - >>36
そういうのは無視した方がいい - この事があって「なんで俺だけって考えが無くなっていった
俺に経験が無い苦しみだって世界中の人達に無数にあるんだって分かった俺が捻くれるのは世界のせいで
俺ばっかり苦しんでるんだから仕方ないと思ってた - お姉さんは立派な人だった
とにかく優しくて話す言葉も丁寧で
あんなに安らかな笑顔を向けてくれる人が
なんでそんなに苦しまなきゃいけないんだってなんでそんな苦しみの中で
今のお姉さんになれたんだろう誰との出会い、言葉がきっかけなんだろう
今でももっと話をして
お姉さんの事を沢山知りたかったと思う - お姉さん優しいな
- >>37
とても優しい人でした
強いってそーゆー事なのかもしれない - 直ぐには変われなかったけど
お姉さんとの出会いに感謝してますなんで自分だけって考えのまま
今を迎えてると思うと本当に怖い
自分が何処まで堕ちていってたか分からない人に気付かされ人生観が変わる事って
幾度もあるけど25年の人生でも大きな出会いの１つだった - 俺は将棋が好きだった
何処で覚えたか忘れたが精神病院ではとにかく将棋を指した入院病棟の看護師さんにめちゃくちゃ将棋の強いおっさんがいた
数え切れない程負けた
勝ったのは1度だけ - このおっさんに勝つ為に必死になってた
他の患者さん達に全然負けなくても
おっさんは桁違いに強かった将棋ほど実力が出るものは無いよな
強ければ負けないんだもんおっさんは気さくでユーモアな人だった
将棋を指しながら沢山話をした - 俺はおっさんに入院する為に沢山嘘の演技をしたり普通じゃないフリをしてた事を話した
大体の事情を知ってるおっさんは「普通じゃない事を経験してきたから普通が分かるんじゃないのか？
その歳で自分の居場所を作る為に演じて、嘘をついてそんな子を普通だとは言わんよそんな感じの事を笑って言った
- そんな感じの事を笑って言った
言葉の深いおっさんだった
退院する最後の日に将棋を指した
接戦の末おっさんの高美濃囲いを横から崩して詰みに追いやった - おっさんは笑って言った
「おめでとう！強くなったな！
「さて問題がある。この試合俺君が勝ったのかさては勝ちを譲って貰ったのか！？
見えない事実は沢山あって言葉にも力がある
無敗だったおっさんの言葉には力があるだろう？しかしどうだ無敗のおっさんじゃなければ負け犬の遠吠えだ！
見えない思いや事実や言葉は別物だったりするんだ！
って笑ってた - 策士なおっさんである
してやられた！と思ったがおっさんには
「譲ってもらっても勝ちは勝ち！
「この一勝は事実だし忘れないよ！
って笑って返した - 未だに勝ったのか勝ちを譲って貰ったのか
きっと死ぬまで分からないけど
良い意味で分からなくて良いこともあるもんだと今でも思いますおっさんにも心からありがとう
- 精神病院は半年程の入院だったが沢山の事を知れた
ネットで良く精神病院の闇なんかを見かけるが親や親が連れてくる彼氏がいた精神病院なんかはアルコール依存症でも平気でコンビニで酒買って帰ってきて飲んでたりしてたみたいで場所によっては
実際に闇は深いしピンキリだと思う
- 俺はまだ10歳だったし出会いに恵まれたから人生観で得をしたが
大人になって精神が凝り固まって入るとこでは無いと思ってる
人や環境や世の中のせいにしても現実は変わんないです - >>49
10歳で精神病院入ったのか - >>50
10歳だった
国立の大きいとこでした - きっとあなたは悪くない だけど
あなたが理不尽に苦しんでても
世の中はあなたの為に変わらない精神の治療で1番大事なのは本人の心の変化だと思う
可哀想な自分を真っ向から受け入れて
肩肘張って強がらなくていいから
少しでも心許せる人がいるなら話をしてみて苦しんでる自分も愛してあげて下さい
- 精神病院を退院して施設に出戻りした
俺は相変わらずだった
平気で他人を傷付けては指導を受けての繰り返しだった学校では転校して半年後にまた転校で戻ってくる俺は不思議だったろうな
- なんで病院に通ってるの？って学校の同級生の女の子に聞かれて冗談で「人を殺してしまいたくなる病気なんだって言うと
施設に帰って呼び出しを食らった
こんな冗談で謹慎室に入れられたのは間抜けだったな
- 学校では勉強嫌いだったが好きな教科だけを自由にやってた
勉強が出来ない訳では無かった
小学三年まで殆ど100点だった
クローゼットの部屋の中で1人で何度も教科書を読みノートに丸写しをしながら字を書く努力をした
図書室で借りた小説も沢山読んで暇を潰した - 毎回100点を取っても
母に褒めて貰う事は無かった
そればかりか「頭が良いつもりか？って良く言われるようになって妹にも「俺は私と違って頭が良いからズルいと言われて悔しかった
- 続けて
- このガ●ジまだ死んでないの?
- 俺が1人閉じ込められてどれだけ努力をしてると思ってるんだって
何も知らないくせにってそれから好きな事以外一切勉強を辞めたんだ
- 学校や施設で問題を起こすと施設で指導される訳だが
勿論言葉だけではない
学校と比べると先生から殴られる事なんて良くあるし殴り返す事もあった
罰として長時間走らされたり二週間程個室の謹慎室に入れられたりする
こんな人生もあるんだよって話 2
VIP
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