- 1 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 13:39:01.604 ID:x/bLT0JwK
- ルフィ「ゴムゴムのギガントストーム!」ドドド
カイドウ「フン…ドラゴンパンチ!」ベチン
ルフィ「ギヤァアアアアアア」バタン…
カイドウ「その程度かゴム猿よ…おい捕らえろ」
部下「はっ!」セッセッ
- 3 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 13:40:40.682 ID:E65QRn3zp
- 俺「今助けるぞ」漫画ベリベリっ
ハイ圧勝😊
- 4 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 13:42:43.464 ID:x/bLT0JwK
- 牢獄
ルフィ「うっ…痛い…何だあの技反則だろ…」
牢獄に囚われたルフィは敗北感を感じていた
思い出したくもない程の威力…速度…
カイドウの洗練されたドラゴンパンチという技は
あまりにも自分の鍛え上げてきた技より洗練されていた
おそらく何度やっても勝てないだろう… - 5 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 13:46:40.908 ID:x/bLT0JwK
- ルフィ「はぁ…ダメだ今の俺では勝てない」
本気でこの地下帝国で生きていこうか決断しかけた時に
突然中年の男に声をかけられた男「お前さん随分若いのに何でこんな所に来たんだい」
男のちょんまげ頭に吹き出しそうになったが
真剣な口調で心配してきたので何とか抑えたルフィ「…カイドウに負けたんだ…それでな…」
- 6 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 13:49:54.772 ID:x/bLT0JwK
- 男「何だって!!あのカイドウに喧嘩を!兄さん度胸あるねぇ!」
ルフィ「でも負けたからね…」ショボン
看守「おまえたちうるさいぞ!!」
男「へえ!すいやせん!!」
ルフィ「…ごめんなみんな俺海賊王になれねえわ」ボソッ
男「………」
- 7 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 13:53:40.678 ID:x/bLT0JwK
- 男「兄ちゃんアンタわけありみたいだな…」
ルフィ「もういいんだ」
男「そんなにカイドウを倒してえのか…一つアテがあるぜ!」
ルフィ「ほ…本当か!教えてくれ頼む!」
男「いいぜだけどタダじゃ教えらんねえな」
ルフィ「何でもする!頼むよ!!」
男「それじゃあ…」
- 8 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 13:56:42.980 ID:x/bLT0JwK
- 男の頼み事とは脱獄の手伝いをすることだった
一ヶ月前から掘り進めた穴があり近くの川まで掘る予定らしい
二人は監視役と掘る役に分かれて徐々に計画を進めていた
…そして一ヶ月が経ったころ - 9 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 13:59:14.690 ID:x/bLT0JwK
- 男「おいルフィ起きろ!穴が通じたから逃げるぞ」
ルフィ「つ…ついに!あぁ一緒に逃げよう」
男「おう!」
二人は看守の隙をついて逃げ出した
ルフィ「ありがとなオッサン…」ズンズン
男「いいってことよ」テクテク
- 10 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:03:37.735 ID:x/bLT0JwK
- 久しぶりの外気の空気は好物の骨付き肉より美味かった
ルフィ「あぁーシャバの空気がうめぇぞ!!!」
男「おいっまだ大声は出すな」
ルフィ「あっすまん…てかカイドウ倒す方法を早く教えてくれ」
男「そう焦るな明日教える…まずは宿だ」
ルフィ「そうだな…ちょっと疲れたわ俺も」ダラー
- 11 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:09:08.467 ID:x/bLT0JwK
- 町人から財布をスって二人は宿に泊まった
テレビが置いてあったのでつけてみると見知った顔達が写った
極悪人として話題になった麦わら一味の顛末が報道されていた
まずはチョッパー…焼かれたらしい
手足を縛られ生きたまま焼かれたとか
鹿肉が処刑場でふるまわれ美味しそうに食べられている
若い町人がインタビューに答えていた… - 12 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:10:25.872 ID:bEljTQYu0
- つまらないからやめていいよ
- 13 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:12:21.157 ID:x/bLT0JwK
- ウソップは嘘付きすぎて針を千本飲まされていた…
ゾロは背中を切られて死んだ…
ロビンは政府に身柄を渡されナミは行方不明だとか
サンジは特別に殿専属のシェフになったらしい
守れなかった仲間達の姿がテレビの中にいた…
- 14 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:17:15.748 ID:x/bLT0JwK
- ルフィ「みんな…」ウルウル
男「これがアンタの仲間か…つれえだろうな」
ルフィ「ちきしょう!ひどすぎる!」ダンダン
男「寝ろ…しっかり体力付けて復讐するんだ!」
ルフィ「くっそォ…」
この世の終わりのような絶望の中でルフィは寝た
それは並大抵の覚悟ではない全ては復讐のためだった - 15 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:20:17.655 ID:x/bLT0JwK
- 翌日
男「おはようルフィ」
ルフィ「おぅ…」
男「寝起きに悪いがさっそく出発するぞ」
ルフィ「え…どこにだよ…」
男は朝日を背に親指を立てて言い放った
男「ラストサムライの所へだよ!!」
ルフィ「ラスト…サムライ…?」
- 17 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:23:08.615 ID:mJnGoYGJd
- ついに俺くん登場か
- 18 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:25:54.352 ID:x/bLT0JwK
- その寂れた長屋は住宅街を大きく外れた所にあった
林に入ってからは獣しか見ていない
本当にこんな所に人が住んでいるのかとルフィは疑問を感じていた男「おーい!俺さんいますか!男です」ダンダンダン
男は引き戸を叩きながら大声で呼び掛けていた
しかししばらくしても返事がない…
ルフィ「もういいよ…帰ろう」
諦めかけた時、背後から声が聞こえてきた
俺「……何の用だ」
- 19 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:29:56.085 ID:x/bLT0JwK
- 俺という男は細身の黒刀で兎を串刺しにしてこちらを見ていた…
俺が異様な覇気を纏っているのをルフィは即座に理解した
男「あっ!俺さん!お久しぶりです」ペコリ
俺「ふん…もう片方のお前は誰だ」
ルフィ「俺はルフィだよろしくな」
俺「まあいい…家に入…」
- 20 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:33:11.550 ID:FLJbdfcs0
- 骨とか他の仲間はどうなったんだよ
- 23 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:41:42.703 ID:x/bLT0JwK
- >>20
ごめん忘れてた骨は除霊されて昇天したという事で↓こっから本編
林を揺らす程の俺の咆哮に木々の影からそいつらは姿を表した
暗殺者壱「…俺か…まあいい標的は麦わら一人だ」
暗殺者弐「あぁやっちまうぞ」ゴゴゴ
暗殺者一人一人が強力な覇気を纏っていた
男「もう追っ手が?!」
俺「不用心だったな…まあいい下がってろ」
スチャ…
俺は暗殺者の軍勢の前に立ち刀に手をやった…
- 21 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:34:50.100 ID:x/bLT0JwK
- 俺は何かをいいかける途中で複数の気配を察知した
俺「…どうやら紹介されてない客がまだいるようだな」ギロッ
俺は林の中を睨んだ
少し遅れてルフィがあわてて見聞色の覇気を使うと
ようやく林の中の気配に気がついたと同時に覇気を使わずこの手練れ達の気配を察知出来た
俺という男の能力に驚愕した俺「どうした出てこい…いるんだろうが!!」
- 24 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:48:42.753 ID:x/bLT0JwK
- 暗殺者軍「「「一気にいくぞお!!!!」」」
まるで一匹の生き物かのように暗殺者達は襲いかかった
それはカイドウのドラゴンパンチも凌ぐほどの覇気の塊だルフィ「危ない!!逃げろおおおお!!!」
トラウマを刺激されたルフィは思わず叫んでいた
しかし次の瞬間―――俺「地獄の呼吸壱の型・時雨――!」
ズシャアアアアアアアアアアアアアアアアア
視界に入る木々は全て切断されていた
当然暗殺者達も真っ二つになっている
暗殺者壱「任務失敗…ガハッ」バタン
―――――――ッ!
俺「さて…用件を聞こうか」
- 25 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 14:55:07.659 ID:x/bLT0JwK
- ルフィ達は居間に通され俺の淹れた茶を飲んでいた
男「俺さん折り入ってお願いがあるんでい」
俺「………」ズズッ
ルフィ「俺から言うよ…カイドウを倒すのに協力してくれ頼む」
湯飲みの茶を飲み干し呆れたように俺は口を開いた
俺「断る」
ルフィ「な…何でだ!頼むよ!!!!!!」
俺「俺には関係のない話だオレの友人が犠牲になったわけではない」
ルフィ「…!!」
俺「つまり俺には関係がない…分かるな」
- 26 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 15:01:55.462 ID:x/bLT0JwK
- 確かに俺の話しは理屈が通っていた
しかし正論だったがためにルフィは激昂したルフィ「何でだよ!俺の仲間が死んだんだぞ!!」
男「ルフィ…」
俺は空の湯飲みに茶を淹れると諭すように語った
俺「お前の気持ちもわかる…だがそれは人を殺める理由にはならん」
ルフィ「クッ……」
俺「貴様は殺しを頼んでいるんだ…その意味を理解しているか」
俺の言うように人殺しは大罪だった
ルフィでさえ人を殺した経験は未だにないルフィ「……わかったよじゃあな」
諦めるように吐き捨てるように言ってルフィは出ていった
- 27 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 15:08:41.441 ID:x/bLT0JwK
- 部屋に残された中年の男は再度お願いした
男「俺さん…頼むよォ」
俺「…それはアイツ次第だな」
男「エッッ…」
まさかの回答だった、どうやら俺は中立のようだったが…
一方ルフィは一人でカイドウに殴り込みに出向いていた
部下「おい止まれここから先はカイドウ様の屋敷だ!!」
ルフィ「うるせえ!ゴムゴムのギガントストンプ!!」ズドン
部下「ぎゃああああああああ!」バタン
- 28 名前:ひみつの名無しさん 投稿日時:2020/02/05(水) 15:15:56.111 ID:x/bLT0JwK
- カイドウ「また貴様か……しつこいぞ」
カイドウはドラゴンフォームへと変身した
ルフィ「最初から本気か…いいよやってやる全開だ!!!」
ルフィは全てのギアを解放した
ルフィ「―――ギア、アクセルモード!」ドンッ
カイドウ「フッフッフ!いいのかそれは寿命が縮むぞ!!」
ルフィ「もうどうだっていい!!お前を全力で倒す…!」
覇気こそカイドウが圧倒していたが全てのギアを解放したルフィは
今やカイドウと同じかそれ以上だった…!
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