風物詩「ゆず湯」始まる 男湯と女湯のそれぞれの露天風呂に収穫したばかりの黄色く色づいたゆずおよそ150個が浮かぶ

益田の風物詩 「ゆず湯」始まる｜NHK 島根県のニュース
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20221025/4030014267.html

県内各地で今シーズン一番の冷え込みになるなか、ゆずの生産が盛んな益田市の温泉施設では、地元の人たちに温まってもらおうと、早くもゆず湯が始まりました。

ゆず湯が始まったのは、益田市の温泉施設「美都温泉湯元館」です。
２５日は、朝８時のオープン前に男湯と女湯のそれぞれの露天風呂に、２４日に収穫したばかりの黄色く色づいたゆず、およそ１５０個が浮かべられました。
訪れた人たちは、プカプカと湯船をただようゆずを近くに寄せ集めたり、手にとって鼻に近づけ独特の甘酸っぱい香りを楽しんだりしていました。
ゆず湯は、本来は１２月の冬至の日につかると体が温まり、かぜをひきにくくなると言われていますが、この施設では、地元特産のゆずをＰＲしようと、毎年収穫が始まる時期にあわせてゆず湯のサービスを行っていて、人気を集めています。
さっそくゆず湯につかった地元の７９歳の男性は、「毎年ゆず湯に来ていますが、香りもいいし体の底から温まるからいいですね」と話していました。
このゆず湯は、１２月２０日までの毎週火曜日と、冬至の１２月２２日に実施されます。

この寒さ、今後どうなるのか。
２６日は寒気が抜け、２５日に比べて日中の寒さはやわらぎますが、朝方は放射冷却の影響で冷え込む見込みです。
各地の最低気温は、松江市と隠岐の島町で１１度、浜田市で９度などと予想されています。
体調管理など十分に注意してください。