小倉城の入場料、36年ぶりに値上げ。魅力向上の財源を確保する目的

福岡県北九州市は27日、小倉城（小倉北区）など四つの観光施設を値上げする条例改正案を発表した。物価高や人件費高騰に対応し魅力向上の財源を確保する目的。市内居住者とそれ以外で料金を分ける。12月議会で可決すれば2026年4月1日から適用する。

値上げ対象は小倉城（現350円）▽小倉城庭園（350円）▽九州鉄道記念館（300円）▽門司港レトロ展望室（300円）――の4施設。新料金は市内居住者は全て400円、市外居住者は門司港レトロ展望室が600円でそれ以外の3施設は500円。市内在住者に身分証の提示を求める。値上げにより計約1億円の増収を見込む。

小倉城の値上げは36年ぶり。小倉城は指定管理制度により民間会社が運営している。入場料収入に加え、市が指定管理費約3400万円（24年度）を負担しても約1000万円の赤字といい、値上げする場合は指定管理費を値下げする。

小倉城入場料、36年ぶり値上げへ　魅力向上の財源確保 | 毎日新聞

　福岡県北九州市は27日、小倉城（小倉北区）など四つの観光施設を値上げする条例改正案を発表した。物価高や人件費高騰に対応し魅力向上の財源を確保する目的。市内居住者とそれ以外で料金を分ける。12月議会で可決すれば2026年4月1日から適用する。

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