コロナ回復者100人中60人が進行性心筋炎 将来心不全や心疾患が生じる可能性

抗凝固状態に関係なく、7人の患者（女性4人）では、すべての剖検により、肺、肝臓、腎臓、
および心臓の微小血管系に多血小板血栓が認められました。巨核球は肺や心臓に通常よりも多く見られました。2つのケースは、
大きな肺動脈に血栓があり、ギプスは解剖学的位置に一致していました。IVCの血栓は見つかりませんでしたが、
下肢の深部静脈は切開されていませんでした。2例は心臓静脈血栓症で、
1例はアテローム性動脈硬化症のない心筋内静脈血栓症に関連する中隔心筋梗塞を示した。1つのケースでは、心筋に限局性急性リンパ球優位の炎症があり、ビリオンは心筋細胞に見られませんでした。それ以外の場合、心臓の組織病理学的変化は最小限の心外膜炎症に限定されていました（n = 1）、
初期虚血性損傷（n  = 3）、および壁画フィブリン血栓（n  = 2）。血小板に富む尿細管周囲のフィブリン微小血栓は、顕著な腎機能でした。急性尿細管壊死、赤血球および顆粒円柱が複数の症例で見られた。
顕著な糸球体病理は特に見られなかった。肝類洞に多数の血小板フィブリン微小血栓が確認された。
すべての肺は、硝子体膜を含む滲出性および増殖性相のスペクトルを伴うびまん性肺胞損傷（DAD）を示し、
上皮細胞およびマクロファージにウイルス封入体を伴う肺細胞過形成を示した。3例は急性気管支肺炎を重ね合わせ、局所的に壊死していた。

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2（SARS-CoV-2）は、コロナウイルス疾患2019（COVID-19）の世界的なパンデミックの原因です。
COVID-19の患者の大多数は軽度の症状を経験しますが、ARDS、血行力学的ショック、急性腎障害、
心臓障害、および不整脈を含む深刻な合併症は、高い死亡率の原因となります[

1

]。心臓トロポニンの上昇はCOVID-19でよく見られ、より悪い結果と関連付けられています[