精神障碍者保険福祉手帳１級を手に入れた　うらやましいだろ？？　あげないよ

https://mainichi.jp/articles/20200912/ddl/k13/100/008000c

アジアの障碍者、最先端技術見学　墨田・ミライロハウス　／東京

ベトナムとサモアから来日し、障碍者支援や福祉制度を学ぶ研修生２人が８日、ユニバーサルデザインの情報を発信する「ミライロハウスＴＯＫＹＯ」＝墨田区江東橋３＝を訪れた。２人は、最先端技術を使った障碍者支援の製品を見学した。

　研修生はベトナム人のヒヨウ・ティー・ルーさん（２９）と、サモア人のアリ・トミー・ヘーゼルマンさん（３１）。ルーさんは脳性まひで四肢に障害がありヘーゼルマンさんは全盲。海外から障害のある研修生を招いている「ダスキン・アジア太平洋障碍者リーダー育成事業」に応募し、昨年９月から日本で学んでいる。

　ミライロハウスは、障碍者に接する際のマナー研修などを手がける会社「ミライロ」（大阪市）が運営する。２人は、眼鏡に取り付けると目の前にある文書を読み上げてくれるカメラ付きの小型機器や、文字や絵を浮き上がらせて印刷できるプリンターなどを見学した。

　母国で障害児支援に携わるルーさんは電動アシスト付きの車いすに試乗し、「誰もがどこへでも行けるようになれば自立した生活ができる。テクノロジーに未来を見た」と笑顔を浮かべた。障碍者の権利団体で活動しているヘーゼルマンさんは「点字ブロックがあるように、日本では視覚障碍者への支援が充実している。私の国のインフラも少しずつ整えば」と願った。