パチで１４万負けた・・・・マジ最悪だ・・・頭おかしくなる・・・　もうぜってー辞める　ふざけんな4ねよ　俺の人生返して

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パチンコに４千万円…でも自覚できないギャンブル依存

カジノ法案が２２日、国会で審議入りした。暴力団対策は十分か、周辺環境への影響はないか、人の不幸をあてにする経済振興でいいのか――など数々の指摘が出ている。政府・与党は今国会での成立に向けて審議を加速させるが、最も心配されるのが、ギャンブル依存症の問題だ。

　東京・多摩地方のアルバイトの男性（４６）は２０年間で約４千万円をパチンコに使ってもなお、自分がギャンブル依存症だと気づかなかった。

　「自分の力では自覚することも、回復することもできない病気なんです」

　きっかけは銀行の子会社に勤めていた１８歳の時、先輩に連れられたパチンコだった。５００円が４時間で月給の半分、６万円になった。平日は仕事終わりに、土日は閉店まで１３時間、缶コーヒーだけでパチンコを続けるようになった。

　職場で失敗を繰り返しては上司に怒られた。逃げるように親族の不幸などを理由に仕事を休み、借金を重ねてはパチンコ店に通った。「ギャンブルの無限ループは、もう楽しいかどうかも分からなかった。でもパチンコ台と向き合うと面倒な人間関係を考えなくていい。自分の居場所になっていた」

　２１歳の時、会社をクビになった。２４歳の時、消費者金融など１５社からの借り入れが計５４０万円になり、自己破産した。それでもギャンブルはやめられなかった。闇金に手を出したり、帰省して親に交通費をせびったり。少しでも現金が入ると、すべて使った。

　３８歳の秋、生活保護の受給をきっかけに、依存症からの脱却を目指す民間リハビリ施設に通い始めた。通所者同士で過去の体験を語り合い、自らを客観視することで、立ち直りを目指した。半年ほどすると、仲間の３分の２ほどが回復できないまま、姿を見せなくなった。男性はそんな姿を見て依存症の怖さと、自身がギャンブル依存症だということを人生で初めて実感した。

　今でもパチンコ店を紹介するテレビの番組を見ると、「いいなぁ」と思う。去年のクリスマスイブには孤独から場外馬券売り場に入りそうになった。だから週４回は、体験を語り合う自助グループに通う。「ギャンブルをしない状態を続けるしかない。完治することはないと思っています」

　賭博は「社会の風俗を害する行為」として刑法で禁じられているが、パチンコは特殊景品を交換所が現金で買い取る「３店方式」で事実上、容認。競馬や競輪といった公営ギャンブルは地方財政への貢献を目的とした特別法などで合法とされている。カジノも同様の考え方で違法ではないとされる見通しだ。

　公益財団法人「日本生産性本部」による２０１６年の市場規模（推計）は、パチンコ・パチスロは約２１兆６千億円、公営ギャンブルは約４兆９千億円に上る。

　生涯に一度でもギャンブル依存症になった疑いがある人は国内に約３２０万人との推計もあるが、ギャンブル、アルコール、薬物などを対象にした厚生労働省の依存症対策予算は１７年度で５・３億円にとどまる。国会ではギャンブル依存症対策法案も議論され、依存症対策を国や地方自治体の責務として、相談・支援体制を整える内容などが与野党から示されている。だが、予算規模や対策の詳細は今後、政府がまとめる基本計画で決まる。

　国立精神・神経医療研究センターの精神科医松本俊彦さんによると、依存症患者は心理療法を受けたり、民間の自助グループに通ったりする方法が一般的だが、現在、薬による確立した治療法はないという。

　公益社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の田中紀子さん（５３）は喫緊の対策として、家族らの求めで第三者が介入し、相談機関につなげる仕組みが必要だと訴える。「国内にこれだけギャンブルがある中、依存症対策がおざなりなままカジノが導入されれば、大きな社会問題になるだろう」

いまがスランプグラフの底なんだよね。あと一回だけ初当たりとってみ?