「アニメ観賞」と「芸術鑑賞」は何が違うの？いい大人がアニメを見ると馬鹿にされるけど、映画や音楽、美術は馬鹿にされない

新型肺炎対策で習政権とオタク“共闘”

　当局が厳しく統制し、中国国内は戦時下のような緊張感すら漂っている。
一方では「人民一丸となって肺炎と闘おう！」というムードも盛り上がっており、ＳＮＳでとりわけ活発なのが“愛国萌え”。
武漢を応援し、国を守ろうという漫画やイラストが続々とアップされ、同人イベントのようになっている。

<中略>

「『鐘さんとともに闘い抜こう！』みたいなイラストがホント多い。ただ日本のアニメや“萌え画”の影響が強くて、
緊張感のない作品ばかりだが」（駐在員）

　こうしたムーブメントに、なんと習近平政権を支える中国共産党が同調。若手エリートを擁する党青年部「中国共産主義青年団」が、
人気アプリ「快看漫画」とのコラボを発表し、「武漢と中国を応援する漫画を投稿せよ」と、全国の「宅（オタク）」たちに呼び掛けた。
それを受けこの漫画アプリには、プロ並みの腕前からノートの落書きレベルまで、作品が次々と投稿されている。

「中でも人気を集めているのが、武漢のソウルフード『熱乾麺』（武漢風油そば）を擬人化した『熱乾麺くん』というキャラ。
隔離されて寝込むカレを、中国全土のグルメを擬人化したキャラたちが励ますという、なかなか泣かせる作品だ」（前同）

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200203-01718931-tospoweb-ent