ローソン、ホットコーヒーの飲み口を紙製へ

ローソン、ホットコーヒー(S)の上蓋を紙製に　全国展開に向け実証実験

ローソンは、淹れたてコーヒー「MACHI cafe(マチカフェ)」のホットコーヒー(S)のプラスチック製上蓋を紙製に変更する実証実験を、6月20日から「グリーンローソン」で実施する。ローソンでホットコーヒーの上蓋を紙製にするのは初。

この変更により、1杯当たりのプラスチック使用量は従来の2.1gから0.3gと、大幅に削減できる。ただし、耐水性確保のため、紙製の上蓋の表面をポリエチレンでラミネートしており、0.3gのプラスチックは使用している。

対象店舗の「グリーンローソン」(ローソン北大塚一丁目店、住所：東京都豊島区北大塚1-13-4)は、2022年11月にオープンしたローソンによる近未来型店舗。食品ロス削減やプラスチック削減、CO2削減などの環境負荷軽減や、アバターによる制約のない働き方の実現など、20以上のサステナブル施策を集約している。

まずは1店舗のみでの展開となるが、実証実験は、全国のMACHI cafe導入店舗(13,659店、2023年5月末時点)での採用を目指したもので、上蓋の品質と利用者の支持を検証していく。全店舗導入した場合は、年間で約127トンのプラスチック削減につながる見込み。

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1509879.html