【GOLD】８７歳男性、５０年前に購入して価格が１０倍になった金の延べ板など約４億８０００万円分を市役所や寺に寄付

５０年前に購入して価格が１０倍になった“金の延べ板”など２億８０００万円相当を８７歳男性が箕面市に寄付　市内の寺にも約２億円寄付

　大阪・箕面市に２億８０００万円相当の金の延べ板などを寄付したとして、市内に住む８７歳の男性に感謝状が贈られました。

（寄付をした中嶋夏男さん）
「私も年をとってきたし箕面で商いをしてきて、その恩返しとして箕面市に寄贈したいなと」

　寄付をしたのは箕面市内で牛肉料理店を営んでいた中嶋夏男さん（８７）です。
　お店を始めたのは今から５０年ほど前で、その頃から「将来のために」とコツコツ延べ板の購入を始めていたといいます。

　中嶋さんによると「当時は安かった」ということですが約半世紀が経ち、５月に寄付した延べ板の価値は約１０倍の２億８０００万円相当になるということです。

　活用方法について中嶋さんは、市民の命を守る救急車の購入や、市の発展のために役立ててほしいとしています。

（寄付をした中嶋夏男さん）
「友達はみんな良いことしたなって。だから私自分でやったことは、正しいなと自分では思っています。」

　実は中嶋さん、今回の寄付が初めてではありません。１９日、箕面市内の寺にも寄付をしていてその額は約２億円。しかも現金だったということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/aa7c6b4643cf6d07d58c6d7d5aa746117691a65b