髪をピンク色に染めた子供には「すごいね」と言ってあげましょう

　親子で会話を続けることで、子どもがなぜメイクをしたがっているのかがだんだん見えてくると思います。「純粋に自分をよりよく見せたいと思っている」「友達と一緒にメイクの研究をすることが楽しい」「ファッションも含めてアート的なことに興味関心がある」……理由がわかれば、「不良の始まり」などとは思わないはずです。

　もし子どもが、かなり心配に見える行動をするようになったとしても、それには必ず子どもなりの理由があるはずです。

　たとえば、ある日、子どもの髪が突然ピンク色になったとしても、親は動揺することなく（内心は動揺していたとしても）、「すごいね、その色。どんな基準で選んだの？」とまずは否定をせずに聞いてあげましょう。「夏休みだからちょっと試してみようと思って。学校が始まったら黒くするよ」などと子どもが返してきたら、「不良の始まり」ではないと安心できるはずです。

「校則で禁止されているでしょ！」と叱るのはNG…“髪をピンク色に染めた子ども”に親がかけるべき言葉とは？
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