評判の良い女子大生、神経質なオッサン（48）に人生を奪われる

“無口な48歳警備員”犯行の原因となった“騒音問題”

大阪府大東市にあるマンションから女性の叫び声が聞こえたという。
通報を受けて警察が駆けつけた時には、大きな火の手が上がっていた

容疑者は真下の住人
現場マンションの3階の一室から大阪産業大学4年生の吉岡桃七さん（21）の遺体が発見された。
死因は失血死。鈍器で後頭部を殴ったとみられる粉砕骨折と、左太ももを刺されての大量失血

「嘉本は自室のベランダから上階にはしごをかけ、吉岡さんの部屋に窓を割って侵入。
また、吉岡さんの部屋の外にはドアストッパーが置いてあり接着剤の跡もあった。中から逃げられないよう入念に細工されていたのだ。

「桃七ちゃんは明るくて真面目で、サッカー部のマネージャーとしても頑張っていました。
礼儀正しく、愛嬌のある子で友達も多かった」（大学の先輩）

警察の調べに嘉本の親族は、嘉本がここ5年ほど生活音に不満を抱いていたと話している。
「今年の3月末から4月上旬に嘉本の部屋から壁をドンドン叩くような音が聞こえる
隣人の男子学生が交番に相談していた。その学生は程なく引っ越している」（前出・社会部記者）

無遅刻・無欠勤　ビル警備会社で働いていた嘉本
面接では「コツコツと取り組むことは得意です」とアピールしていた嘉本。その資質は、最悪の形で具現化されてしまった。

https://bunshun.jp/articles/-/50960