事故で高次脳機能障害になった男性、引き換えに『記憶のハリケーン・記憶のショート・三者会議』の“能力”を入手し7回で行政書士に合格

　事故前は美容師として働いていたが、右半身がまひし、手足を動かしながら会話することができなくなった。「体より頭を使う仕事の方ができるかも」。将来を考えるうち、行政書士を目指すと決めた。

　実際に勉強を始めると、簡単ではなかった。参考書をめくると、蛍光ペンで線を引いた形跡はあっても、ペンを使って勉強した記憶そのものが失われていた。2～3週間すると勉強から遠ざかり、漫画ばかり読むようになった。

　そんな頃、病院で車椅子に乗った幼い男児を見かけた。目が合うと、男児の目はきらきらと輝いていた。
必死で生きようとする力強いまなざしに、ふさぎ込む自分が情けなくなった。「あの子に比べれば、自分の障害はちっぽけなのに…」。雷に打たれた気分で、勉強を再開した。

　「高次脳になると、昔の自分に戻ろうとする人が多い。でも、過去にこだわらず、現状を受け入れ、どれだけ成長できるかを考えた方がいい」

　事故前の「大ざっぱな性格」から一変し、「一日一生」をモットーに日々を懸命に生きる。高次脳になって苦しんだおかげで今の自分がある。経験に感謝していると話す田端さんは、こう強調した。

　「頭の中は誰にも強制されず、自由。すべては自分の捉え方次第です」

自分で命名してんのかよｗ　ガチで吹いたｗ

漫画ばっか読んでるような人だから、思わず自分の変化に名前付けたくなったんだろうな。

これもうビューティフル・マインドだろ