熊本のTSMC工場近くに出来たショッピングモール「ゆめモール」の店舗群が完璧な布陣だと話題に

TSMC熊本工場周辺に「ニトリ」や「ゆめモール」相次ぎ開業…台湾からの移住者増で競争激化(読売新聞オンライン)

半導体受託製造で世界最大手の台湾積体電路製造（TSMC）が熊本工場を新設した熊本県菊陽町の一帯に、相次いで商業施設が開業している。
関連産業の集積や、台湾からの移住もあって人口が増加しており、顧客の奪い合いが過熱しそうだ。（姫野陽平）

「人がどんどん増えている活気ある地域だ」。
23日、菊陽町に隣接する熊本県合志市に、スーパーを核とする商業施設「ゆめモール合志」をオープンしたイズミ（広島市）の山西泰明社長は期待を寄せた。
今年末の稼働が計画されるTSMCの熊本第1工場では約1700人が働く予定だ。このうち約400人を台湾からの駐在員が占め、350人の家族の帯同も見込まれている。
ゆめモール合志は台湾などの食品を扱う「アジアコーナー」を設け、集客策を充実させた。
一帯では家具大手のニトリが昨年11月、菊陽町に隣接する熊本県大津町に新店をオープンするなど、商業施設の新設が相次ぐ。
合志市ではゆめモール以外の商業施設の建設計画も浮上している。

◆人口増加
熊本県によると菊陽町と合志市、大津町の1市2町の4月時点の推計人口は計14万3746人と、3年前と比べて約3000人増えた。
TSMCは菊陽町に第2工場も建設する計画で、人口の増加を見越してマンションや戸建て住宅の建設も相次いでいる。
既存の商業施設も集客策に余念がない。菊陽町の大型商業施設「サンリーカリーノ菊陽」内には
昨年8月、食品卸のインパクトワン（熊本県玉名市）が直営店を出店し、「台湾コーナー」を設けた。
紅茶など300点以上を取りそろえ、飯川寿朗社長は「リピーターも多く、手応えを感じる」と話す。

◆波及効果
「特需」が波及するのは工場の周辺にとどまらない。菊陽町に隣接する熊本県益城町の熊本空港には昨年9月、台湾の航空会社2社が就航し、台北との定期路線が誕生した。
台湾からの観光客らは空港から車で約30分の熊本市内にも足を延ばす。
鶴屋百貨店（熊本市）では、4月の免税店の売上高が過去最高を更新した。
コロナ禍前の倍近くの額に達しており、「地方百貨店として異例の規模」（広報）という。台湾客向けのツアーや催事で「台湾マーケティング」を強化中だ。
熊本市の大型商業施設「サクラマチ　クマモト」は4月、休止していた免税カウンターを復活させた。
各施設とも課題となりそうなのが人手の確保だ。
帝国データバンク熊本支店が3月、県内の118社を対象に実施した調査では、5割近くが業績の悪化要因として「人手不足の深刻化」を挙げた。
工場周辺では、アルバイトの時給が上がっており、待遇の改善がカギを握りそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/cf6b5ba93db161986855d15fd76187a007a04f8f

株式会社イズミは、熊本県合志市の「ゆめモール合志」（以下、当施設）を5月23日（木）にグランドオープンいたします。
熊本県初の「ゆめモール」となる当施設は、当社グループの株式会社ゆめマート熊本が運営する食品スーパー「ゆめマート合志」を中心に、
アパレルショップやドラッグストア、飲食店など多彩な専門店を一か所に集約したオープンモール型のショッピングセンターです。

＜15の専門店一覧＞※「ゆめマート合志」は含んでおりません。
店名 業種
1 麺場 田所商店 ラーメン
2 五島庵 うどん
3 焼肉なべしま 焼肉
4 ケンタッキーフライドチキン ファーストフード
5 モスバーガー ファーストフード
6 甲斐整骨院 整骨院
7 マツモトキヨシ ドラッグストア
8 ダイソー 均一雑貨
9 ファッションセンターしまむら ファッション
10 ホワイト急便(ゆめマート内) クリーニング
11 セブン銀行(ゆめマート内) ATM
12 ほけんの窓口 保険
13 美容ピュア 美容室
14 売るナビ 買取専門店
15 スマホピッとイン スマホ修理

https://www.izumi.jp/tenpo/koshi/event/20240516-525386