お前ら、筋トレした方が良いよ。　やればやるほど自分の体が変わっていくから楽しいぞ

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佐々木朗希、首脳陣も驚く仕上がり　体の頑丈さに秘密

プロ野球ロッテのドラフト1位ルーキー、佐々木朗希投手（岩手・大船渡高）が着々と状態をあげている。自身2回目となった27日のフリー打撃練習では、打撃投手として初めて変化球を解禁した。3日前には最速157キロを計測しており、4月には実戦デビューする可能性もでてきた。首脳陣が想定する以上に仕上がっている要因は何だったのか。

　この日のフリー打撃では直球は立て続けに150キロ台を記録した。打者2人に対し、スライダーとフォークを交ぜた。緩急をつけて計40球。特にスライダーは打者近くで鋭く曲がり、球種を打者に伝えていたが
終盤に空振りを奪う場面も。安打性の当たりは数本だけだった。投げた本人は「しっかり自分の思うように投げられるよう工夫しながら投げた。前より良くなっている部分も多くなっている」と手応えを感じていた。

　井口監督は「全部（の球種が）やっかい。分かっていても、真っすぐが前に飛ばないわけですから」と分析した。「キャンプから、ここまで本当に順調に来ている」。4月3日には、守備を置いて実戦を想定した「シート打撃練習」に登板する予定だ。

　吉井投手コーチは「順調というか、思ったよりいい」と18歳右腕の成長に驚く。その要因として「体が頑丈だ」と見る。

　佐々木朗はプロ入り前、体の線が細いとして、けがを心配する声があった。昨夏の全国選手権岩手大会決勝では「故障予防のため」と登板が回避された。その後、選ばれた高校日本代表では大学日本代表との壮行試合で右手中指にマメができ、1回で降板していた。

　実際、中学時代は成長痛で練習ができない時期もあったが、その痛みに苦しんだ分、高校では柔軟運動などの体のケアに力を入れてきた。いまは、180度の開脚ができるほどだ。プロ入り後も
球団と提携した順天堂大医学部の支援を受けつつ、自主トレーニングと春季キャンプを経て、じっくりと体作りに専念してきた。

　吉井投手コーチは体力不足を指摘する声を否定し、「トレーニングコーチもしっかりやってくれているので、体が強くなってきている」と評価した。

　佐々木朗自身も研究熱心な一面がある。今年1月の入寮時には「プロが教える筋肉のしくみ・はたらき　パーフェクト事典」という本を持ち込んだ。「筋肉の名称とかを知っていれば、トレーナーさんと話すときにスムーズに進む」。トレーニングで鍛えられる筋肉を自身で勉強し、理解するためだった。

　3日に予定されている登板に向け、「今度は球種を伝えないので打者の反応がもっと実戦的にみられる」。焦らず、一歩ずつ成長している。

って話は嘘だぞ